無花果の木を庭に植えるのは縁起がよくないと子供の頃に近所の人
に言われて、ふぅん~~~と思っていましたが
よく考えてみると、私のおじいさんの家には無花果、びわ、ざくろ、
キンカン、柿、夏みかん、と、なりものの木ばかりが植えてあり
子供ながらにおじいさんは恐れをしらない人だと感心していました。
確かにおじいさんは変人で住んでいた自宅も廃材を使い自分で建築
し、お風呂は薪をくべて沸かし、水は当然井戸水、味噌、醤油は
自家醸造、食料のかなりの部分は自給しており
生活資金の捻出は家電製品のゴミをもらい分解して売れる部品は
販売して、高価な銅線やアルミなどは鉄くず屋さんに売ってお金にし
当時は空き瓶にかなり高額なものがあり、通称1ℓ瓶などは1本30円
で酒屋さんが買ってくれましたし、ダンボールなどの古紙もそれなりの
価格が付いていました。
今では考えにくいですが、それで生活ができていたのだから楽しい
ですよね!
私が子供の頃におじいさんの家に遊びに行くのが楽しみで子供の
私にはかなりインパクトがありました、それほどの田舎ではなかった
のですがそれでも、自宅から墓地&火葬場が見え、まるで友達か
身内のお墓のように無縁仏とお地蔵さんをお世話して、
お風呂の薪の焚き付け用の松ぼっくりをその時期には大量に
取りに行ったり、近所の家の解体の時には燃料の薪の確保のために
リヤカーでもらいに行ったりと子供の私には全てが新鮮でしたし
松ぼっくりがあれほど燃焼力があるものだとか、
エンジンのチェーンソー太い丸太を切断して斧で割って薪を作り
井戸から雨どいを使って風呂水をためお湯を沸かすなどといった
事は普通のおじいさんならば危険すぎてやらせ無いでしょうが
私のおじいさんはあっさりとやらせていたから驚きです!
私の父親は商売をしておりおじいさんとは対極の人生観の持ち主で
父から学ぶことも多かったのですが、おじいさんの生き方もお金に
まったく左右されない極めて自分らしい生き方として私の人格形成に
大きな影響を与えてくれました。
無花果でふと思い出して話が脱線してしまいましたが・・・・・・
無花果と漢字の通り花が咲かないように見えて実を結ぶから無花果
だとか、実が1個ずつ熟していくので一熟でいちじくだとかと言いますが
この季節、和食、洋食を問わずによく使われる食材ですよね。
日本料理では果物としてよりも料理の中で結構多く使われ
天ぷらや白味噌をかけた風呂吹きや胡麻醤油をかけたりと
デザート以外にも多用します。
本日の胡麻醤油かけなどは簡単で相性のいい胡麻を使う料理です
のでぜひ試して見てください。
材料2人前
無花果 2個
ゴマペースト(練り胡麻)30g:赤組30g(1:1)
作り方
① ゴマペースト30gの中に赤組30gを少量ずつ泡立て器で分離しない
ように練りこんで、冷蔵庫で冷やしておく。
② よく冷蔵庫で冷やしておいた無花果をの皮をむき適当な大きさに
切って器に盛り付けて①のゴマ醤油をかけていただきます。
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